週に1回映画を見たい

週に1回映画を見る事を目標に、映画を見て感じた事を書くチラシのウラ

14本目:映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

アマプラへのリンク:

https://www.amazon.co.jp/dp/B07B84XYKN/

 

あらすじ(アマプラから引用):
南極から流れてきた大氷山で、のび太が見つけた不思議なリング。どうやら10万年前から氷づけにされているようだ。 「10万年前の南極に行って、落とし主を探しだそう! 」ぶあつい氷の下には、大いなる謎が眠っていた。 地球の危機を救う、勇気と友情の大冒険がいま始まる! (C)藤子プロ・小学館テレビ朝日・シンエイ・ADK 2017 

 

感想:
はい、やってくれましたね。Toby fox……!
UNDER TALEに人生ぐちゃぐちゃにされた身なんですが、5周年を迎えDELTARUNEの進捗発表に開発停止したアプリのテキスト公開、止まってたジャンルが急に動き出して……もう、なんの……! ずっと待ってるから……!

はい。というわけでね、アマプラのドラ映画の見放題が19日までなんですよ。
それで新規ドラ映画ガチ勢が一気見してるんですが、その中でまだ見れていないのがいくつかありまして、
僕も評判の良い映画1本か評判の悪い映画1本を見たくなり鑑賞しました。
それとウォッチパーティーの配信をする側のテストもしたかったというのも理由の一つです。
そして話題に上がった良作のほうの南極カチコチをセレクトしました。

 

結論から言うと、最高でした。過去に見たドラ映画の中で最高峰。
モナー補整を含めたワンニャン時空伝超えました。それくらいヤバイ。
普段映画に点数つけないんですが、文句無しで100点なんですよ。それくらい全体の完成度が高い。

 

映画が始まると10万年前のシーンから始まり、そこで落としたキーアイテムを10万年後の地球でのびた達が見つけ、それを返却しに10万年前へ~ってストーリーなんですが、
過去と現代、二つの時間軸を意識しながら進むストーリーの整合性と、未来にあたる現代に残された伏線、それを回収する解答編となる過去の作り方というかストーリー展開がまぁすっげぇしっかりしてるの。
その伏線もいくつか想像の余地があって、いろんな展開を想像しながら見れるのが面白かった。

 

ひみつ道具の使い方もよくて、序盤の日常パートで氷に関する道具を使い、数が出るのにくどくなくチョイスと使い方も上手い。とにかくこの映画は【上手い】んだ。音響も、演出も、魅せ方が。
特にフィニッシュムーブが気持ちいい! ドラ映画といえばフィニッシュムーブ。今回のはかなり気持ちいい。そして嬉しい。
期待通りに応えてくれたような、ストンって腑に落ちる感じ。めっちゃ気持ち良かった……。

 

それまで抱えてきた問題も解決してエンディングへ向かうんだけど、そこへの導入がまたエモくて、
最後のドラえもんのセリフ「夏もそろそろ終わりかぁ」から流れる平井堅の「僕の心をつくってよ」で、もう号泣。
9月15日、涼しい日も増えてきて空を見上げると夏の終わりを告げる雲、セミの声はなく秋の虫へ。あぁ、もうすぐ夏が終わるんだ。
そう現実で知っているから、映画の終わりが終わりを連想させエモく感じました。

 

映画館で何度も予告編を見て、ラジオで何度も曲を聞いて、シングルも買って聴きこんだ。それなのに、それなのに、エンディングで聞いた今日が一番心に沁みました。