週に1回映画を見たい

週に1回映画を見る事を目標に、映画を見て感じた事を書くチラシのウラ

13本目:映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

アマプラへのリンク:

 

あらすじ(アマプラから引用):
怪盗DX(かいとうデラックス)にぬすまれた鈴(すず)をさがしに、未来(みらい)にある「ひみつ道具博物館(ミュージアム)」にむかうドラえもんたち。はたして鈴(すず)はとりかえせるのか? そして怪盗DX(かいとうデラックス)の正体とは? (C)藤子プロ・小学館テレビ朝日・シンエイ・ADK 2013

 

感想:

久々に見たドラ映画です。さて、ケモナーのみんなはドラ映画の話題になった時にどの映画を話題にするかな?

  • 大魔境(1982)
  • アニマル惑星(1990)
  • ワンニャン時空伝(2004)
  • 新・大魔境(2014)

辺りがケモ要素有りで界隈的に話題になった事も記憶に新しいですね。
えっ、うそ、最新の新・大魔境でも14年……? ワンニャン時空伝は2004年……!? 最近同人誌出てたよね!?!?
最初に見たケモノがいるドラ映画ってどれ?って気軽に話題を振ると大炎上するので気を付けましょう。

閑話休題
上記ドラ映画とは関係なく、今回見たのは2013年のひみつ道具博物館。
ドラえもんガチ勢によると、新ドラ映画の中で2強に入る面白さとのこと。ちなみにもう1作は南極カチコチ大冒険だそうです。

 

映画が始まって最初に感じたのは、とにかくのび太達一行を含め登場人物の口が悪いやらクソガキムーブが多いやらで、大人にはほんのちょっぴりだけ辛く感じました。漫画版のドラえもんの最初とかめちゃくちゃ口悪い印象あるんですけど、それよりはマイルドです。
ただここら辺は慣れてくるというか後半は物語進行のために余計な事も言わなくなるので気にならなく。大人と違って言う事を聞かない、感情で動くのが子供なので大人になると合わないってのは子供向け映画として正しい感覚なのかも。とか考えつつ見てました。

物語が中盤に進み、怪盗とのバトルシーンではドラえもんなのでひみつ道具vsひみつ道具になるんですが、ひみつ道具ってハチャメチャに強いじゃないですか。その強い道具に対してカウンターのひみつ道具もしっかりあって、それの高速マウント合戦。知識ある人は楽しいんだろうなー!俺は全然わからなかったけどー!
そして、そのバトルは引き分けで終わり物理でドンパチするシーンに移るんですが、その中でホームズの恰好をしてるのび太があの【技】を使うんですよ!
そう、シャーロックホームズといえばあの格闘技、バリツ!!!
日本で学んだらしい謎の武術!バリツ!!!
FGOでホームズが実装された時、体験クエストでバリツを見て惚れこんでしまい、興味がなかったはずのイケメンにじゃぶじゃぶ諭吉を入れてしまった事は記憶に新しいですね。
もちろん、のび太のバリツなのでそれ相応のものなんですが、ドラ映画で見られると思っていなかったので大盛り上がりでした。ぼくひとりが。

 

怪盗物なので犯人も盗む動機も目的もありチラホラヒントがあるんですが、映画のスピード感に俺の推理はついていけず、というより本で読んでもまともに犯人やトリックわかった事がないから謎解きは向いてないんですよね。
子ども向け映画って事もあって割と雰囲気で楽しんだほうが得だと思う。
あやしい影を見せて子どもに「コイツ犯人だろ!」と見せつつも、それが複数いて誰が、どうして、の部分を最後まで引っ張るのは良くできてた!

そして犯人や動機が判明し始まるラストバトル。今まで見たドラ映画の中で一番スタイリッシュでした!
怪盗物へのリスペクトというか、どこかで見た三世的なアクションとドラ映画の融合で新鮮な面白さ。
そして最後の見所はもちろんひみつ道具。ドラ映画ガチ勢によると映画では必ずフィニッシュムーブがあるらしく、今回の映画のフィニッシュムーブは何か。も意識して見ると面白い視点で見れるので是非注目しておきましょう。

みんなでワイワイ見れたということと、やや大人向けのドラ映画という事もありかなりの満足度でした。
ウォッチパーティーを試すなら是非、映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館で!

 


……「卵生ませ灯」めちゃくちゃすけべ道具では? と思ってチャットに書いたらみんな同じこと考えててやっぱり大人は汚いな!