週に1回映画を見たい

週に1回映画を見る事を目標に、映画を見て感じた事を書くチラシのウラ

最強のふたり

アマプラへのリンク

https://www.amazon.co.jp/dp/B00G8A8NLE/

あらすじ(アマプラから引用):
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。
共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、
車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。
二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。

視聴理由:
Twitterで募集かけたら一発目の応募がぺりかんさんだったのでそのまま採用。
それとツタヤでパッケージとあらすじは見た事があって、面白そうだなって記憶があった。

感想:
最初のドライブシーンで既に黒人のドリスと金持ちのフィリップが仲良しで、
よくある最初にちょっと本編後半見せてから回想みたいに最初に戻るやつだなーって見てたんだけどこれって滅茶苦茶使いやすくて便利だなって思った。
導入って結構退屈な事が多いんだけど、最初にこれからどうなる!?って部分まで見せとくと最初の退屈が和らぐんだなって勉強になった。
で、ドリスが面接の時からめちゃくちゃ態度悪いんだけど、それが良い子で育ってきたフィリップには魅力的に見えて、
ははーん不良に惹かれる優等生だな?BLでお馴染みの展開だな!とか思って見てた。チャラ男とオタクくんじゃん!

映画の話に戻って、
ドリスが採用された直後はほんともう介護とか無理無理って言ってるのに後半には給料以上の働きしてるし、最初から雇い主としての敬意は払ってないんだけど、
一貫して最後まで『友達感覚』ってのが伝えたい事なのかなって感じた。伝えたいというかテーマというか。
話の途中でフィリップが友人からドリスはヤバそなやつだから警戒しとけ。って言われるんだけどフィリップは頑なに過去なんて関係無い。ってツッパねる。
いや出会ってすぐのドリスとおそらく長い付き合いのモブ友人とでそっち優先するのかよ!って少し思ったんだけど、
「身体の傷より心の傷のほうが重傷だ」みたいなセリフと、接してきた中で唯一ドリスだけが、かわいそうな目で見ない、障害者として扱う事をたまに忘れる部分が心地よかったせいかなと思うと少し納得。

段々ぶっちゃけた話もできるようになって話の後半に進んでいくんだけど、ドリスのちょっと複雑な家庭の話や、フィリップのちょっと複雑な家庭の話があって、
まぁなんかここら辺は映画って感じで特に何も。
んでスタッフロールで実話を元にした~って実話あるんかーーーーーい!!!!ってなった映画でした。

見所としては、お金持ちで育ちの良いフィリップが、ドリスに連れ回されてどんどんガラが悪くなっていくというか、
本音を話すようになったのか、影響を受けて変わっていったのか、そういった子細な変化を楽しむヒューマンドラマ。